呼吸器内科

「患者さんに寄り添った診療を心がけております。」

私たちかわぐち心臓呼吸器病院 呼吸器内科は、 2018年4月現在、常勤1名(外来・入院)、非常勤7名(外来担当)体制で診療を行っております。 慢性咳嗽から急性呼吸不全まで幅広く対応していますが、全国的にも呼吸器内科医は少なく、入院患者さんに対しては現在常勤医が1名で対応しております。詳しい検査や、処置を要する場合には、専門医が複数いる病院へ転院頂くことがありますことをご了承ください。 また、地域の先生方とも連携を図り患者さんが安心できるような診療を実践しております。

呼吸器内科 佐藤 庸子

主な対象疾患

  • 気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  • 細菌性肺炎などの呼吸器感染症
  • 間質性肺炎などのびまん性肺疾患
  • 気胸や胸膜炎などの胸膜疾患
  • 急性呼吸不全、慢性呼吸不全

主な手術・検査・処置
などのご案内

手術・検査・処理名 説明
CT検査 64列マルチスライスCTにてHRCTや3D画像を構築し、肺野以外にも気管支動脈や異常血管の走行、肋骨骨折など詳細な診断に役立てています。
呼気一酸化素窒素(NO)検査 呼気中のNOを測定することによって気道の炎症の程度を調べるもので、気管支喘息や慢性咳嗽の診断に有用です。
呼吸器内視鏡検査 現在外来での定期検査は行っておりませんが、入院中の患者さん特に集中治療室において、喀痰採取や気管支肺胞洗浄検査(BAL)、喀血の部位診断などを行っています。
睡眠時無呼吸検査 外来での簡易検査と、より正確な診断のために一泊入院でのポリソムノグラフィー検査を行っています。
6分間歩行検査 6分間平らなところを歩いていただきながら距離や酸素飽和度を測定し、運動能力の評価や酸素療法の必要性について調べます。

呼吸器内科
外来表

9:00〜12:00 二島 岡野 佐藤 阿部 髙橋 鈴木
13:30〜17:00 木村 岡野 阿部 髙橋

概要と特色

呼吸器内科では、長引く咳嗽や喀痰、労作時の息切れなどの症状の方、アトピー咳嗽や気管支喘息、肺気腫や慢性気管支炎といった慢性閉塞性肺疾患(COPD)、細菌性肺炎や抗酸菌感染症などの呼吸器感染症、間質性肺炎などのびまん性肺疾患、気胸や胸膜炎などの胸膜疾患、肺癌などの腫瘍性疾患、急性/慢性呼吸不全の診療を行っています。検診等で指摘されたレントゲンでの胸部異常陰影の精査も行っております。 また市中病院としては珍しく当院は6床の集中治療室を有しており、COPD急性増悪、間質性肺炎急性増悪、両側肺炎/敗血症によるARDSなどに対応しています。更に重症急性呼吸不全に対する膜型人工肺(ECMO)治療を使用できる日本でも数少ない病院の一つでもあります。

チーム医療

多職種によるサポート/指導を行い、個々の患者さんに合わせた個別化診療/治療を行っています。理学療法士による呼吸リハビリテーション、管理栄養士による栄養指導、薬剤師による吸入指導等によって、呼吸器疾患を患っていても身体機能を維持し、日常生活を送れるようサポートしています。入院中は専門看護師による病気に対する教育や日常動作指導などを行っています。
在宅での長期酸素療法(LTOT)や非侵襲的陽圧呼吸療法(NPPV)の導入、必要に応じて気管切開下人工呼吸療法(TPPV)の導入も行っております。臨床工学技士や理学療法士とも相談しながら、適切な酸素療法や呼吸療法が行えるよう指導していきます。
退院後も継続した治療を受けられるよう、地域/近隣の先生方と連携しています。また、難病申請や呼吸器機能障害の身体障碍申請についても、医療社会福祉士とともに相談を承っています。

入院中に人工呼吸器、呼吸療法(酸素療法を含む)、気管切開による気道管理を行っている患者さんを対象として、呼吸を専門とする医師、看護師、薬剤師、臨床工学技士、理学療法士、言語聴覚士、管理栄養士からなる吸サポートチーム(RST; Respiratory Support Team)が担当スタッフをサポートします。