医師紹介

徳山 榮男

徳山 榮男

専門分野

循環器疾患全般/虚血性心疾患カテーテル治療/末梢血管カテーテル治療/大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁植え込み術

資格・認定医

日本内科学会 総合内科専門医/日本循環器学会 循環器専門医/日本心血管インターベンション治療学会 心血管カテーテル治療専門医/日本不整脈心電学会 植込み型除細動器(ICD)ペーシングによる心不全治療(CRT) 修了/日本経カテーテル心臓弁治療学会 TAVR実施医・指導医

医師からのメッセージ

「もう終わったのですか?!」そう言っていただける心臓カテーテル検査を行うべく努力をしています

私は循環器全般の中で、心臓カテーテル手術、末梢血管カテーテル手術の責任者をしております。循環器専門病院である当院は、「胸が苦しい」、「息が切れる」といった訴えの患者様が多く来院されます。患者様の中には、狭心症(心臓の血管が狭くなる病気)により症状を来たしており、その正確な診断、評価のために心臓カテーテル検査が必要となる場合があります。ひと昔前であれば、足の付け根の動脈からカテーテルといわれる管を挿入し、検査後は一晩ベッドの上で絶対安静が必要とされたものでした。しかし現在は、手首の動脈から通常であれば10分程度で検査を実施しております。手首の血管に局所麻酔を行い、患者様とお話をしながら、患者様の状態を把握しつつ検査を行います。検査室には歩いて向かい、検査終了後は検査室から歩いて病室まで帰ります。体への負担が非常に少ない検査です。また、可能な限り短時間で、痛みを伴うことなく心臓カテーテル検査を行うことを心がけております。検査終了後に「もう終わったのですか?!」、そう言っていただける検査を目指し、日々努力しております。患者様やご家族様から「もう歳だからカテーテル検査や手術は難しいのでは?」と聞かれることがよくありますが、狭心症自体が高齢になるにつれ増えてくる病気です。私達が対応させていただく患者様は、70歳代、80歳代の方も多く、もともと元気に生活されている方であれば全く不安はありません。入院、検査、手術となれば、誰しもが心配、不安になるものです。私達は患者様と一緒に病気に向き合っていきたいと考えています。

足が歩くと痛いが休むと治る、足の指先の色が悪い、冷たい足・末梢血管外来を行っております

毎週土曜日は足・末梢血管外来を行っております。血管の動脈硬化は足の血管が最初に起こると言われ、足の血管が狭くなると跛行症状(はこう:歩くと足が痛くなり、休むと治る)や足の指先の冷感、色が紫になるといった変化を認めることがあります。また、足の血管に動脈硬化をもつ患者様は、その後に脳梗塞や心筋梗塞を合併するリスクが高いと言われております。足の症状に気が付いても、整形外科や皮膚科を受診され、動脈硬化による血流障害を診断するのが難しい場合があります。当院の足・末梢血管外来では、近隣の開業医、クリニックの先生からご紹介をいただいた患者様を診察するのに加え、紹介状なしの患者様の診察を行っております。

地域に根ざした病院へ「心臓なら、かわぐち心臓呼吸器がある!」

私達の病院はまだまだ出来たばかりの若い病院です。川口市及び近隣の市の開業医先生、クリニックの先生方と連携をし、地域に根ざした病院になりたいと考えております。当院は循環器、心臓血管外科の医師が、それぞれが24時間365日体制で、救急車はもちろん、開業医先生、クリニックの先生方からのご紹介患者様、胸の痛みなど症状にお困りで直接当院に来院される患者様を受け入れております。私達は“断らない”をモットーとして「心臓なら、かわぐち心臓呼吸器病院が川口にある」と思っていただけるよう日々努力をしております。

その他

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