慢性心不全認定看護師とは

心不全は完全に治る病気ではありません。治療法として大切なのは「繰り返さないこと」に尽きます。患者さんに対して、「薬をしっかり飲むこと」「水分をしっかり摂ること」など生活の中で、やるべきこと、やってほしいことを伝えることです。いつまでやればいいというゴールがない中で、生活に組み込んでいかなければならないということに、難しさを感じています。入院中に、患者さんと一緒になって、少しでも良い方向に持っていけるように対策を考えることが認定看護師としての仕事です。

長いスパンで考えてもらうこと

心不全は原因疾患が1つではありません。狭心症、高血圧、心筋症、心筋梗塞後であったりとさまざまです。例えば急に心筋症を発症した患者さんが40代であれば、入院している暇はない!という現実があります。仕事をしないで入院してとは言えないので、最低限やって欲しいこと、ここだけは守って欲しいことなどの折り合いを付けながら、患者さんにアドバイスをする必要があります。難しさは感じていますが、いつでもベストな提案ができるようにしていきたいと心がけています。

目標はスタッフ全体の質の向上

認定看護師として働き出してからまだ1年弱なので、これはやりがいだ!と感じるシーンはまだそれほど多くはありません。しかし、勉強をしてきた中で、患者さんへの対応の仕方や、視点が変わってきたなとは感じています。患者さんから良いことを言われれば、うれしいしやりがいに思えます。良くないことを言われても、参考になるのでありがたいと思っています。自身の知識を増やすことはもちろんですが、病院全体でスタッフの質の向上をしていきたいと考えています。誰に訊いてもベストなアドバイスができる病院は理想だと思っています。