入院時に全ての患者様の栄養状態を評価し、栄養管理の必要性があると判断された患者様には栄養管理計画書を作成します。
褥瘡(床ずれ)がある、食欲不振等で十分な栄養摂取ができないといった栄養改善が必要な患様には、多職種と連携してより効果的な治療に努めます。
栄養科では、食事を治療の一環としてとらえ、以下を目標に業務を行っております。
栄養科 布施
主治医の指示のもと、患者様のお身体の状態に合わせたお食事を提供いたします。
例)心臓病食、糖尿病食、腎臓病食など。
きざみ・ミキサー食やとろみ食など摂食嚥下力の低下にも対応いたします。
<心臓病食の一例>
◎栗入りお赤飯
◎鶏肉の竜田揚げ
◎ほうれん草の胡麻和え添え
◎茄子の味噌炒め
◎しらすおろし
◎オレンジ
640kcal 塩分1.9g
当院では心臓病食などの塩分制限食を召し上がる患者様が多いため、特に「薄味でも美味しい」と感じていただけるような工夫に力を入れております。そのひとつが“だし”です。毎朝、天然のカツオ節や昆布からだしをとり、積極的に献立にとりいれております。
通常メニューの他、患者様に楽しんでいただけるよう、季節や行事などに合わせて月1~2回のお楽しみ献立の提供も行っております。(ひなまつり・七夕・秋の献立)
当院に通院されている外来患者様と入院患者様を対象に、個別栄養相談を実施しております。
DEPARTMENT診療科部門